その病院は大丈夫? 原因不明の腰痛と診断されてしまった!
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腰が痛いのにレントゲンやMRIで異常がない!?

腰痛症で病院で受診したとき、
あなたは、医師はどのような説明をしてもらいましたか?
レントゲン写真を見ながら、こんな説明をもらうのではないでしょうか?

医師:「特に異常は見当たりませんねぇ・・・あまり心配することはありませんよ」
患者:「でも、かなり痛いんですけど・・・」
医師:「筋肉の疲労によって痛みがあるのでしょう」
患者:「じゃあ、どうすればいいですか?」
医師:「2,3日安静にして様子をみてください それで痛みは収まりますよ」
患者:「はぁ・・・」
医師:「それでは、念のため湿布と痛み止めを出しておきましょう ではお大事に」
患者:「????」

医師とこんな話をした覚えはありませんか?
激しい痛みがあるのに異常がないなんて、
どう考えてもおかしいですよね。

 

原因不明の腰痛はどうすればいい?

痛みがあるのに異常がない・・・
では、なぜこんなことがおこるのでしょうか?

その一番の理由は、
西洋医学では「腰痛症」の原因が
完全に解明されていないからなのです。

レントゲンやMRIなどの画像検診によって原因が発見される腰痛は
「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)」
といったものだけで、それ以外の腰痛のほとんどは画像では判別できません。

これら判別の難しい腰痛は単純に「腰痛」として
分類されてしまうのです。

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原因不明の腰痛患者はどうなる?

このように、原因不明の腰痛と診断されてしまった腰痛患者の多くは
カイロプラクティックや整体などの民間療法に頼らざるおえなくなり、

マスコミや口コミの情報を頼りに、
様々な民間療法の施設を転々と渡り歩くことになるのです。

しかも、このような民間療法は健康保険が利かないために料金も割高。
更に悪いことに、これらの民間療法は一時的に痛みを和らげるだけで、
永遠に完治することはありません。

しかし、腰に激しい痛みをもちながら
生きていくのは年齢を重ねるほど
間違いなく更に辛いものになるはずです。
しっかりと原因を究明し、確実に治療する必要があります。

では、この腰痛の原因を突き止める事は
本当にできないのでしょうか?

→ 腰痛になる3つの原因

異常がないという診断には理由がある

腰が激しく痛むのに・・・
前よりも今回の方が痛くなってるのに・・・

これで異常がないなんてことはありません。
このような場合、確実に何らかの原因で異常が起こっています。
実は、「異常がない」という診断をされてしまうのには
大きな理由があるのです。

一般的な整形外科などの病院で受診した場合、
腰痛の原因は腰椎(ようつい)にあると考えます。
腰椎に異常があれば何らかの治療を必要としますが
骨に異常がなければ、大きな問題はないと考えられます。

これを判断するための検査が「レントゲン」なのです。
設備の整った病院であれば、「MRI」も使いますが
どちらの検査も映された画像で正常か異常かを判断します。
しかし、画像だけで原因が解るほど腰痛は簡単ではないのです。

厄介なのは、レントゲンやMRIの画像と、
患者の腰の痛みは
必ずしも一致しないということなのです。

→ 病院ではどんな検査があるの?
→ 病院での治療方法は?

レントゲン

画像では確認できないほどの小さいヘルニアが
激しい痛みも引き起こしている場合があります。
このようなケースが「異常がないのに痛い」ということになるのです。

これとは逆に、画像検査でヘルニアが見つかったのに
痛みなどの症状が全くないという人も多くいます。

レントゲンやMRIなどの画像による検査だけで
腰痛の原因は特定できないと言えます。

このように、腰痛の原因は
目に見える画像だけで診断すると原因不明になったり、
場合によっては「誤診」にもなりかねないのです。

 

レントゲンもMRIも意味がない?

では、「レントゲンやMRIは意味がないの?」という事になるのですが
状況を把握するための情報は多いにこしたことはありません。

しっかりと原因として映しだされることもあるので
レントゲンもMRIも両方検査しておくことをおすすめします。
特にMRIは精度が高いので必ず検査しておいてください。

MRI検査

 

ほとんどの腰痛の原因は問診と触診で分かる!

レントゲンとMRIの検査をしたうえで
最も重要なのが、実は「問診と触診」です。
この「問診と触診」を怠ると根本的な腰痛の原因が
ずっと分からないままになってしまいます。

足や腰のどのあたりがいつ頃から痛むのか・・・
しゃがむ時に痛むのか・・・
ずっと痛むのか・・・

これらの事細かい問診をして、医師は原因を絞り込んでいきます。
また、足や腰を押したり、いろんな方向に動かしたりしてみて
さらに詳しい原因を絞り込むことができるのです。

このように細かい「問診と触診」によって、
かなり高い確率で
腰痛の原因を探り当てることができると言えます。

→ 原因不明の腰痛は骨盤のずれと歪み! 仙腸関節障害とは?

医者 診察

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

  • 腰痛で病院に行ったけど原因不明と言われてしまった。
  • とりあえず湿布と痛み止めを出されただけだった。
  • 医師があまり詳しく話をきいてくれなかった。

もしもこれらに1つでも心当たりがあるのなら、
一度、腰痛に詳しい病院に変えてみた方がいいかも知れません。

腰痛は決して薬では治りません。
また、ほとんどの腰痛は手術を必要とせず
体操やストレッチなどによって治すことができるのです。

→ 家で寝ながらできる腰痛体操とストレッチ運動
→ これで腰痛は治せる! 腰痛を克服するためにやった事は?

体操やストレッチ運動による治療方法をおすすめしている病院を
一度受診してみるとよいでしょう。
あなたによって、きっとよいアドバイスをもらえるはずです。

ただし、どんなに腰痛に詳しい医師でも
あくまでもアドバイスをしてくれるだけで、
腰痛はあなた自身が治すものということを忘れないでください。

病院で受診した後は、体操やストレッチなどの運動療法と
生活習慣の改善に努めてください。
長期的にはなりますが、これが腰痛改善の近道なのです。

→ 日常生活を改善することの重要性! 病院と薬で腰痛は治らない!


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